写真:会議

設立の動機(PROCESS)

地球温暖化を始めとして地球的規模で環境破壊がすすんでいます。また、エネルギーや食料、水の偏在と争奪。日本国内では、富の一極集中や人口の集中と過疎など格差はしだいに広がっています。また、市場原理や自己責任、競争原理至上主義や西洋合理主義の下で社会全体がパワーゲーム化し、そして「大きいことは良いことだ」と企業も自治体も拡大路線に走り、人間サイズをすでに超えてしまっています。大量生産と大量消費の使い捨て文化。グローバル化が時代の流れと言い、ローカル性を時代遅れと言う社会のありよう。エコという心地よい響きに惑わされ、問題の本質に触れずリサイクルをエコと喧伝する世間。農業や食料さえもエコを御旗にエネルギー資源に変えてしまうことの危険性。社会人としての教育、人間としての教育を置き去りにした知識偏重の教育。その結果、格差の拡大、引きこもり、オタク、大人になれない大人、寛大さを失った人を生む出す社会。そんな社会を私たちは善しとしたくありませんでした。

私たちの暮らす、広島県の中国山地の中の市町も、全国の多くの田舎と同じように、過疎と少子高齢化、主産業の農林業が衰退を続ける典型的な中山間地ですが、そこには営々と育まれてきた文化や暮らし、そして何より代えがたい豊かな自然とぬくもりのある人と人との関係があります。

私たちは、そんな自然に根ざし大地と共に暮らす人々や誇りとする自然、歴史、芸能、伝承、技、こころ、食、仕事、絆の一つ一つを大切に、人と人、地域と地域をつなぎ小さくとも次の世代に受け継いでいくことのできる仕事や地域とするために、そして競争原理や大量消費システムによらない、自立した21世紀の新しい地域社会を目指して、自分たちにできること、自分たちがしなければいけないことに少しずつでも取り組んでいくことができればと設立しました。2005年3月。

理念(PRINCIPLE)

豊かで固有の地域資源・文化・産業を大切に、協働・協力を原則として自立した個人の集まりによる自立した活力ある地域づくり。

行動原理(POLICY)

NPOやまなみ大学地域自立支援センターのメンバーは、社会的地位や肩書き、職業、年齢、性別に一切関係なく、全て平等を原則とし、自由と義務、権利と責任を一人ひとりが自覚し、当NPOの全てのメンバーと地域社会、またそれらにつながる人々と協働・協力し「理念」の実現を目指す。

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